隅田川に沿って南北に長い公園、「石川島公園」というのがある。
「石川島」という名は、江戸時代に佃島と共に浮かんでいた島で、この地を領していた石川家の名前からとっている。
幕末に造船場が設けられ、後に「石川島播磨重工業(現在のIHI)」となっている場所だ。
その跡地を再開発してできたのが「大川端リバーシティ」で、石川島公園はその一環としてできた。
その石川島公園のもっとも北側に、御影石を敷き詰めた円形の広い広場がある。
「パリ広場」と呼ばれるこの広場は、隅田川とフランスのセーヌ川が友好河川を結び、その証として設けられたものである。
雰囲気がいいばかりか、夜ともなれば中央大橋や永代橋、相生橋のライトアップを臨むことができる。
(22.12.30)