”東洋のナポリ”と呼ばれる熱海は、東京から東海道線で電車一本で行ける温泉地。
山と海に挟まれた地形で、山の斜面にまでホテルや旅館が建ち並ぶ。
そんな熱海の夜を、景勝地「錦ヶ浦」の頂上に建つ「熱海城」から撮った。
昭和34年に観光施設として”築城”された「熱海城」、中に入れるのは17時までだが、その後でも目の前にあるバス停前から熱海の眺望を臨むことができる。
熱海の地形のため、目線の高さまで街の明かりがあるのが、他の夜景とは異なる点だろう。
海岸線に沿う形での光、行き交うフェリーの光、そして東海道線を走る電車の光、さらに遠くは小田原まで見渡すことができる。
熱海の夜景もそうだが、熱海城そのものもライトアップされる。
夜は17時までと早く締まる「熱海城」だが、花火大会の日は夜まで開いているそうなので、天守閣から花火と夜景が同時に楽しめそうだ。
熱海駅から「湯~遊~バス」一本で行けるが、熱海城の営業時間に合わせた運行なので、帰りは麓の「錦ヶ浦」バス停まで徒歩で下りることになる。
但し、夜道には電灯がなく暗いため、懐中電灯は必携だろう。