東京駅丸の内北口から出ている都営バス東43系統。
その行先は「荒川土手」とある。
バスに揺られること1時間余りで終点の「荒川土手」停留所に到着するが、バスを降りてすぐが本当に土手なのだから驚きだ。
土手を上ると広々とした空、広大な荒川、土手に沿って上を走る首都高速道路、そして美しいデザインの五色桜大橋が見える。
日没のタイムラプスと夜景写真を撮るが、この土手からは富士山も見られる。
この時期の澄んだ空気で天候が良ければ、富士山のシルエットがくっきり見られ、五色桜大橋のライトアップとの共演も。
多くの夜景サイトでは、最寄り駅を日暮里舎人ライナー「江北駅」と紹介されているが、15分ほど歩くという。
ならば、東京駅からのんびりバスに揺られながら目的地へ向かう方がいいだろう。
途中には東京大学があるので、途中下車してキャンパスを見学するのもよし。
田端駅近くでは両側が切通しとなっており、地形の変化を間近で感じることができる。
夜景撮影がてらのバス旅、乙ではありませんか。
なお、「荒川土手」には池袋駅東口からも王30系統「西新井駅」行きのバスが出ている。
1時間当たりの本数も前述の東43より多いので、都内の西側から行かれる方はそちらをお勧めする。