河津桜とスカイツリーの組み合わせが見られる場所として「東武橋」を取り上げたが、実は東京タワーと河津桜の組み合わせが見られる場所もある。
① 港区立芝公園
まずは港区立芝公園。
浜松町駅か大門駅から増上寺に向かい、左手にある芝東照宮の並びにある公園。
芝公園と一言で言っても、実は三種類あり、よく知られる芝公園は東京都が管理する方。
ここで取り上げる芝公園は、港区が管理する「港区立芝公園」の方。
芝公園は広大な増上寺の境内地を近代公園化したもので明治6年に開園、12.2ヘクタールという広大な公園だが、その大部分は東京都が管理している。
その中に含まれるかのように、港区立芝公園がある。
その港区立芝公園の芝生内に一本の河津桜が立っており、この時期は東京タワーをバックに濃いピンク色の花を咲かせている。
②プリンス芝公園
実は「芝公園」は東京都、港区が管理する講演だけでなく、もう一つ、プリンスホテルが管理するものもある。
それがプリンス芝公園で、ザ・プリンスパークタワー東京の敷地内にある庭園を公園化し、一般にも開放したもので、公園なので宿泊者以外が入れないということはなく、誰でも入ることができる。
遊歩道はフットライトで照らされ、雰囲気が良く、あまり広く知られていないせいか人通りも多くないので、落ち着いた感じで東京タワーを観賞できる。
あいにく撮影したこの日は河津桜が植えられている芝生内には養生中のため入ることができなくなっているが、それでも桜とタワーの組み合わせを楽しめることには変わりがない。